⑪6 牛ケ石馬ケ石(うしがいしうまがいし)


牛ケ石馬ケ石(うしがいしうまがいし)

  真砂瀬地区の上流、高知と徳島の県境とされる岩。昔、土佐と阿波の国境を定めるとき、いっぽうの殿様が牛に乗り、いっぽうの殿様が馬に乗り、同時に出発して、両者が行き合った所を国境にした。そのとき乗ってきた牛と馬が突き合ったまま岩になった。そこが土佐と阿波の国境である…という伝説の岩を「牛ケ石馬ケ石」と言う。ただし、土佐の民話では「馬に乗ってきたのは阿波の殿様で土佐領だった野根川の半分は阿波に取られた」阿波の民話では「馬が土佐の殿様」と逆になる。野根川は全長約30㎞だが、上流半分が徳島県、下流半分が高知県。県下有数の清流で、鮎の味くらべ全国一の経歴がある。

 

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