④4 吉田武重居城跡(のち桑名将監居城)
吉田武重居城跡(のち桑名将監居城)
天正3年、長宗我部元親が野根氏を阿波国に追い出して、野根甲浦を手中におさめたあと、超願寺谷の上に城館をかまえ吉田武重を甲浦代官に任命した。武重の戦死後は、野根城主桑名将監に兼任させた。城跡は、超願寺と万福寺との間の尾根にあり、場所や面積も天正地検帳の記録に一致する。江戸時代になると、甲浦中町の真乗寺西隣に庄屋屋敷ができた。
天正3年、長宗我部元親が野根氏を阿波国に追い出して、野根甲浦を手中におさめたあと、超願寺谷の上に城館をかまえ吉田武重を甲浦代官に任命した。武重の戦死後は、野根城主桑名将監に兼任させた。城跡は、超願寺と万福寺との間の尾根にあり、場所や面積も天正地検帳の記録に一致する。江戸時代になると、甲浦中町の真乗寺西隣に庄屋屋敷ができた。